【花笑む彼と&bloom】作品紹介と感想

商品紹介

こんにちは。
今回は『花笑む彼と&bloom(以下ハナカレ)』について書いていきます。

キャラ別感想は、見える部分はネタバレなしで書きます。
ネタバレありを書く場合はワンクッション置きます。
おすすめ攻略順は、攻略制限の解放条件も書きますので、少しでもネタバレと感じてしまう方はご注意ください。
ブログについての詳細は、ホームのプロフィールをご参照ください。

概要

株式会社エディアから発売された新作です。
原作は、子会社である株式会社ティームエンタテインメントの女性向けCDレーベル『 MintLip(ミントリップ)』より展開されているオリジナルシチュエーションドラマになります。
シナリオライターは浅生柚子さんと私の大好きな時アポなどを描いている雨宮うたさん、イラストはわいあっとさんになります。

ストーリー

この作品は同じ世界観で4つの全く違ったストーリー展開になっています。

フラワーショップ『Fill Flower』で働く主人公・碧木星利奈は、商店街が主催する星まつりで、人懐っこくて明るい大学生の東里環と出逢う。
とある事情で落ち込んでいた環を励ましたことがきっかけで、彼はFill Flowerにアルバイトに来ることになり――
ブルースターの花がもたらした、環とアナタとの幸せを見つける恋の物語。

銀之助

インテリアデザイン事務所で働く主人公・明石亜未は、ある日フラワーショップ『Fill Flower』の内装リニューアルを担当することに。
そこで出逢った栖川銀之助は、数年前に憧れと感謝を抱いた『お花屋さんのお兄さん』だった。
けれど彼の態度は、まるで別人のように意地悪で――
ミモザの花から降ってきた、銀之助とアナタとの密やかに咲く恋の物語。

北斗

大手商社で働く主人公・春芳風花には、大好きな幼なじみがいる。
フラワーショップ『Fill Flower』でショップマネージャーを勤める彼・市毛北斗からは、昔から妹のように可愛がられているが、気持ちはいつもすれ違っていた。
ある日、海外出張の辞令が出たことをきっかけに、二人の関係に変化が――
アネモネの花から生まれた、北斗とアナタとの愛と恋を育む物語。

天弥

植物園の職員として働く主人公・雪平実紅は、海外で長期の仕事を終えて帰国したばかり。
偶然立ち寄ったフラワーショップ『Fill Flower』で、かつての高校の同級生である美波天弥と再会すると、彼から突然、胸に秘めた想いを告げられて――
南天の花に見染められた、天弥とアナタとの柔らかな熱を抱いた恋の物語。

システム

  • 選択によってエンド分岐
  • 攻略キャラによって主人公が違う
  • 最初から攻略キャラ選択可能
  • 次の選択へスキップ機能なし
  • バッグログから過去のシーン戻ることができない
  • デフォルト呼びなし

今作ではバッグログから戻って選択肢を選び直すことができないので、こまめにセーブすることを強くお勧めします!

エンドの種類

今作ではエンドが3種類あります。

おすすめ攻略順

今作はそれぞれ別の物語となっているので好きなキャラから攻略して大丈夫です。
攻略キャラによって主人公が変わります。

  • 碧木 星利奈⇒東里 環
  • 明石 亜未⇒栖川 銀之助
  • 春芳 風花⇒市毛 北斗
  • 雪平 実紅⇒美波 天弥

おすすめ度

こんな人にはおすすめ

  • 糖度を求めている
  • 恋愛過程が丁寧なストーリーを好む
  • サクサクプレイしたい
  • 社会人の恋愛を楽しみたい

おすすめできない人

  • ボリュームを求めている
  • システム重視
  • 糖度は求めていない
  • 複数の主人公は求めていない

主人公

碧木 星利奈

プロフィール

フラワーショップ『Fill Flower』で働く26歳。
面倒見の良いしっかり者。花への愛情が強く、業務にも積極的に携わっている。
銀之助と同期で、アルバイトとして入ってきた環の教育係となる。恋愛には少し臆病。

感想

最初にイラストを見た時は少し小悪魔なお姉さんなのかなと思っていましたが、実際は優しくもしっかりとしたお姉さんでした。
環の事も仕事では先輩として、プライベートでも自分から引っ張っていく姿がよかったです。

明石 亜未

プロフィール

インテリアデザイン事務所で働く23歳。
勝気で、不器用ながらも何事にもひたむきに取り組んでいる努力家。
新人の頃に出会った『花屋のお兄さん』の仕事ぶりに感化され、尊敬の念を抱いている。
ワーカホリック気味。

感想

こちらも最初の印象がきつそうな人なのかなと思っていました(笑)
優しい人ではありますが、バリバリ働いているOLさんという感じでした。
性格もはっきりと言うタイプで意外とお転婆な所があります。
確かに銀之助の性格上、ふわふわした子よりはっきりと言う子の方が好きそうなので合っているかも・・・。

春芳 風花

プロフィール

大手商社で働く23歳。
Fill Flowerの一番の常連客で、明るく活発な甘え上手。
職場の同期の中ではエース的存在だが、隣に住む年上の幼なじみである北斗に、長年報われない片思いをしており、その関係に悩んでいる。

感想

全ての可愛いを詰め込んだ子でした。
幼馴染の北斗一途で北斗のために自分磨きを頑張った結果なんだろうなと思わせるほどの完璧な容姿を持った子でした。
見た目だけではなく、性格も凄く明るくお転婆なところもあり、まさに男性にモテるタイプです。

雪平 実紅

プロフィール

植物園の職員として働く24歳。
優しく穏やかで、自分よりも他人を優先しがち。
高校の頃は委員長をしていたが、人付き合いが苦手で周囲とは少し距離があった。
数年の海外勤務から帰国したものの、そこにはある事情が。

感想

ふわふわとした雰囲気があり、大人しい性格で真面目な所がまさに委員長タイプでした。
真面目な性格から色々と悩みを抱えやすい子だなと思いました。
恋愛に対して初めての事であわあわしている姿が可愛かったです(笑)

キャラ別感想

東里 環(CV:木村 良平)

プロフィール

スタッフの中で一番年下の大学生。
天真爛漫で人懐っこいムードメーカー。
些細な変化も見逃さない洞察力と気遣いで年上の女性客から人気を集める。
肝心の恋人の前だと少し抜けているポンコツな一面も。

感想

物凄く前向きで真っ直ぐで明るい子。
まさに大型犬ですね(笑)
何事にも一途なので仕事でもどんどんできるようになり、成長してベテラン店員になっていく姿が見れてよかったです。
たまにドジをすることもあるけれど、こういうタイプは引っ張ってくれる年上がぴったりですね。
凄く優しいし明るいし、一緒にいると毎日が楽しいだろうなと思いました。

栖川 銀之助(CV:鈴木 崚汰)

プロフィール

人気も技術も高い店の顔的存在。
ルックスの良さから恋人が途絶えたことがなかったが、恋愛に夢を持っていないため自分から好きになることがなかった。
顔に合わない名前にコンプレックスがある。
ホクロがチャームポイント。

感想

他ルートでは意地悪な所がありつつも、面倒見の良い人でした。
しかし彼のルートでは腹黒さも意地悪さも群を抜いて凄かったです(笑)
ただ仕事に対して誰よりもストイックでした。
頭の回転が良く、空気も読める人なのでさすがベテランと思いました。
そして、さすが恋愛経験が豊富なだけあり、糖度が1番高かった印象です。
ブルームエンドは笑いました(笑)

市毛 北斗(CV:古川 慎)

プロフィール

フラワーショップ『Fill Flower』のショップマネージャー。
裏表のない性格で面倒見が良く責任感も強い。
一人で考え込む癖があり、時々心の声が漏れていることも。
周囲の変化には敏感な反面、自分に向けられる好意には鈍感。

感想

仕事ではとても頼りになる先輩です。
性格もとても優しくて思いやりのある人でこれはモテますね。
恋愛に関してはガチで鈍感でした(笑)
幼馴染である風花の事をいつも気にかけており、はたから見たら本当に付き合っていないのが不思議でしたね。
てかこの2人が並ぶとまさに美男美女で芸能人かと思うほどビジュアルが良すぎました。

美波 天弥(CV:田丸 篤志)

プロフィール

口数が少ないものの、気まぐれに見せる笑顔に惹かれる女性客が多く、何度か告白されている。
人よりも植物と接している時間が長い。
口や態度にあまり出さないので分かりにくいが、一度好きになったものに対して一途で愛は重め。

感想

ギャップが1番凄くてキュンキュンしました。
まず喋り方が物凄くゆっくりですが、「~じゃねえよ」とヤンキー口調です(笑)
1番驚いたのが、恋愛に対して物凄くぐいぐい行くところでした。
基本的にダルそうで恋愛もあまり興味なさそうに見えたので、積極的な姿に好きになる方は多いではないでしょうか。

総評

ストーリーについて
どの物語も出会いから結ばれるまでの恋愛過程が丁寧に描かれていて良かったです。
1つのお花をテーマに描かれており、花屋らしい素敵なお話でした。
また、社会人としての悩みや葛藤などもあり、よりリアルな雰囲気を味わうことができました。

恋愛や糖度について
先程も言いましたが、恋愛過程が凄く丁寧でした。
糖度についてはCEROがDということもあり全ルート、特にストーリー後半はかなり高いです。

システムについて
今作で唯一不満だった部分になります。
まずボイスについてですが、最後まで聞かずに次にいくとボイスが止まることなく、そのまま最後まで再生されます。
次の文章を読んでいるのに前のセリフが再生されて頭が混乱になりました。
そして、選択肢についてはAボタンを軽く押しただけですぐに次にいってしまいます。
間違って選択した場合はバッグログから戻るのですが、これができません。
なので選択し直しの場合は最初からやり直すかロードするかになります。
私はこれで何度かやり直しました。

サブキャラについて
どのキャラも優しくていい人たちで安心しました。
特に黎先輩は怖そうですが、後輩たちの事を誰よりも気にかけていました。
黎先輩が恋愛相談にのっているのが意外でしたね。

その他

DLC

なんと2024年10月3日に本編の追加DLCが出ます!
ハロウィンのお話らしいです。
550円と良心的な金額なのも嬉しいですね。

ビジュアルファンブック

2025年2月にファンブックの発売が決定しました。
2025年は大忙しですね(笑)

シチュエーションCD

第一弾
今作の原作になり、各キャラごとにCDが発売されています。

第二弾
なんと2025年2月19日に第二弾の発売が決定しました!
彼らの日常を描いたボイスドラマパートと甘い時間を描いたシチュエーションパートを収録とのことです。
全2種類でそれぞれ2人ずつペアとなっており、同時発売になります。

  • Tweedia&Nandina:東⾥環、美波天弥
  • Mimosa&Anemone:栖川銀之助、市毛北斗

以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします!